海住山寺

海住山寺(かいじゅうせんじ) 京都府木津川市加茂町

海住山寺は京都府南部の山の中にあります。JR大和路線加茂駅より、奈良交通バスで「岡崎」下車、そこから徒歩で30分とのこと。山の中を30分も歩くのはちょっと気が進まないので、車で行くことにしました。


2007年9月、国道をずっと走りながら、案内板がどこかにあるはずだとずっと見ていました。ナビがもひとつわかりにくく、看板をみて小さな道に入りました。車がやっと1台通ることができるような小さな道で、家と畑を見ながらどんどん登って行きました。ほんとに山の中にあるようです。そろそろかなと思っていたら、車が何台か駐車していて、急勾配の階段の上に山門が見えました。まだ道路が続いていて少し先にちょっとした広場があり、そこも駐車場になっています。車を止めて寺に入って行きました。



海住山寺五重塔
海住山寺五重塔


海住山寺五重塔
海住山寺五重塔
建立:西暦1214年(鎌倉時代)、17.10メートル


海住山寺五重塔

五重塔は、貞慶の跡を受けた慈心上人によって建立されました。
塔内部には四天王像が安置されているそうです。
初層の屋根の下に飾りの階があるが、これは裳階(もこし)といいます。
五重塔で裳階があるのは、海住山寺と法隆寺の二つだけとのこと。




海住山寺本堂

海住山寺は真言宗智山派の仏教寺院で、本尊は十一面観世音菩薩。
明王院と似たような感じのお寺で、山の上ということもあり、とても静かでした。
たぶん家族だろう、5人ほどの方たちが本堂でお参りされているようで、ほかは誰もいません。
境内は自由に見てまわれます。




海住山寺山門 海住山寺山門
海住山寺山門

急な石段の上に山門があります。
鎖につかまりながら後ろ向きに少しずつ降りて、写真を撮りました。



ポスター ポスター

壁に貼ってあったポスター2枚。
五重塔開扉の案内で、毎年10月の終わりに特別展をし、
今年は10月27日から11月4日までの10日間行われます。




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