室生寺

室生寺(むろうじ) 奈良県宇陀市室生区

室生寺はもう10年以上も前に、石楠花の花を見に職場の同僚達とバスツアーで訪れました。 平成10年(1998年)の台風で大きな損傷を受けましたが、12年(2000年)に修復、落慶しました。2007年9月久しぶりの訪問です。



室生寺五重塔
室生寺五重塔


室生寺五重塔
室生寺五重塔
建立:西暦800年頃(平安時代)、高さ16、1メートル


室生寺門

川にかかる赤い太鼓橋を渡ったらすぐこの門がありますが、ここからは入れません。
厳しく女人を禁制してきた高野山に対し、室生寺は女人の済度をもはかる真言道場として女性の参詣を許したことから「女人高野」と親しまれています。




室生寺門

仁王門の手前で拝観料、600円を払います。
阿形(あぎょう)、吽形(うんぎょう)の仁王像に見つめられつつ門をくぐります。




室生寺金堂

金堂(国宝)

本尊は釈迦如来立像で、薬師如来像、地蔵菩薩像、文殊菩薩像、十一面観音菩薩像が並び、その前に運慶の作と伝えられる十二神将像が一列に並べられています。
薄暗くてはっきり見えないのが残念です。




室生寺五重塔

門を入ってから、金堂、五重塔までずっと石段が続いています。
100段、いやもっとあったのではないかと思いますが、数えていませんでした。

この塔は勅命により、興福寺の僧二人によって建立されました。
屋外にある木造五重塔としては法隆寺に次いで2番目に古く、高さは最小となります。




室生寺奥の院

五重塔から奥の院まで、見上げるような石段を登りました。
こちらは400段ほどでした。
汗がふきだし、途中で引き返そうかと思いつつ、何とか足を動かしました。
あと数段というところで奥の院御影堂を下から撮っています。




五重塔へ塔・寺院へ
HOMEへ