時々書く日記です(2011年7月〜9月)

7月(「梅雨明けですよ」 「アナログ放送終了の表示」 「ひかりに乗って」 「国立文楽劇場へ」 「テレビはまだ映ってます」 「何年ぶりかな?ラジオ体操」
8月(「温泉で幼なじみに会う」 「新幹線は後の楽しみに」 「猛暑も一休み」「たつの散策」
9月(「またも悪夢の台風となるか」 「今頃はどこを走る?」 「思い込み」 「待てど暮らせど」 「7転び8起き」 「邦題は『赤と黒』」)


■2011年7月8日(金)「梅雨明けですよ」

今日午前、四国、中国、近畿、東海の各地方で梅雨明けしたとみられるとの発表があった。4地方とも昨年より9日早いらしい。カラッと晴れてはいないし、蒸し暑いし、思い描く梅雨明けには程遠いが、暑さ本番の日々がくるということだ。
今日は県民交流事業のフラダンスの日で、用事のため福祉センターに行った。講師の先生方も暑い中大きな鏡の前で振り付けなどの確認をされていたが、華やかな衣装で夏にピッタリのダンスだと思う。


■2011年7月9日(土)「アナログ放送終了の表示」

アナログのテレビで衛星放送を見ると、画面の左下に「アナログ放送終了まであと15日!」とずーっつと表示されている。明日になったらあと14日になるのだろうけど、これのおかげで字幕が隠れてしまう。いいんですかぁ、こんなことしてと言いたくなった。もう皆さんテレビを買い替えたり、チューナーをつけて用意されているのだろうか。24日まではアナログ放送もきちんとしてほしいと思うのは、まだ地デジ対応のテレビじゃないからだね。ま、23日から24日になる午前0時テレビがどうなるのか見たいので、チューナーはそれ以後つけることにしようっと。


■2011年7月17日(日)「ひかりに乗って」

静岡にいる姪がママになり、総勢7人で会いに行った。久しぶりの新幹線で静岡まで行き、普通電車に乗り換え西焼津まで。迎えに来てくれた姪の車とタクシーに分乗して家に着いた。
豊橋までは東海道本線の普通電車に乗ったことはあるが、それより東は普通では行ったことがなかったなあ。昔々北海道に行く時、博多から夜行寝台に乗って東京まで行ったことはあったけど、東京からはどういうルートで行ったのか覚えていないのが悲しい。津軽海峡は船だった。学割だから安い安い旅のはずで、新幹線には乗れなかったのだろう。今では新幹線が日本中を走り、夜行寝台列車が少なくなってしまった。

帰りの新幹線の時間まで街の見物をしようと、観光案内所で一番近い観光地は?と聞いた。駿府城跡には往復1時間もあれば行けますとのことで、午後の日差しがとても強かったが、皆でぼちぼち歩いて行った。徳川家康の死後、火災でほとんどの建物が焼失し、天主は再建されなかったとのこと。今は巽櫓(たつみやぐら)と東御門(ひがしごもん)が復元されているのみだ。

巽櫓 外堀 東御門
巽櫓 外堀 東御門

■2011年7月23日(土)「国立文楽劇場へ」

今日はサークルの研修だ。「文楽」の字幕付き舞台鑑賞と常設字幕にまつわる裏話を、国立文楽劇場の方と、実際に字幕製作に携わる企業の方から聞いた。字幕導入のいきさつはお芝居をもっと理解してもらうためとのこと。プログラムには床本(ゆかほん)がついていて、大夫(たゆう)が語るのを一緒に見ていられるが、下を向いたり舞台を見たりは大変と舞台の天井近くに横書きの字幕を付けるようになったそうだ。制作側は原稿を受け取り、システムに読み込ませ、編集作業に入る。字幕は2行表示で1行は16.5文字、1演目では800〜900コメントもあるらしい。舞台を見ながら手動で合わせるとのこと。

夏休み特別公演の初日ということで、舞台成功祈願があり、いよいよ「日高川入相花王(ひだかがわいりあいざくら)」が始まった。清姫が大蛇になり川を渡る話で早変わりに驚く。文楽の解説の時間には小学生が舞台に上がり、人形を3人で動かす方法を教えてもらっていた。
休憩後もうひとつの演目を見て第1部は終わったので、いよいよ字幕操作室の見学だ。狭いところでされていて、4〜5人しか入れない。小さなパソコン2台と大きなプロジェクター1台で劇場の字幕を作っている。コメント切り替えのタイミングは手動のスイッチ。デジタルをアナログでという会社の人の言葉がよくわかる。 研修後はいつものようにお茶の時間を楽しんだ。


■2011年7月24日(日)「テレビはまだ映ってます」

24日の午後0時にテレビの画面が暗くなってもう見られなくなると思っていた。民放でCMをしていたらどうなるのかと、ずっとテレビを見続けた。衛星放送はどうなるのかも気になりこちらは録画しておいた。だがだが、0時を過ぎても普通に放送し続けている。衛星放送のほうはいきなり画面が変わり、字幕で〜ご覧のBSアナログ放送の番組はきょう正午に終了しました〜と表示された。
思うにこの地域はケーブルテレビになっているのでそのせいなのかな。後でちらっと聞いたのだが、ケーブルテレビの会社が来年3月末までサービスで見られるようにしてくれていると。デジアナ変換とテレビの画面に出ているのはこのことだったのか。そうかぁ、ずっとやってくれたらいいのにね。


■2011年7月26日(火)「何年ぶりかな?ラジオ体操」

ラジオ体操は何年ぶりというより、二桁年ぶりになると思う。チビと朝6時25分に家を出て公園に行った。夏休みに入った21日から始まっていて、婦人会、寿会、子供会、ふれまち協議会などがお世話をしている。長いことしていなくてもまあまあ覚えていた。ただ聞くと夏休み中毎日ではなくて、8月6日までらしい。せめてこれくらい続けたらいいのにと思いつつも、やっぱり続かないだろうな。無理はしないことにしよう。


■2011年8月13日(土)「温泉で幼なじみに会う」

今年はお盆を故郷で過ごそうと12日出発した。13日の夜温泉に行く。脱衣所でどこかで会ったような気のする女性がじっとこちらを見ていた。お互いにはっと気づいた。小学校の同級生だったともちゃんだ。結婚したてのともちゃんが、私の勤めていた職場の窓口に用事できた時に会ったのが最後で、40年あまり会っていなかったのだ。
湯船につかりながら近況を話し、同窓会のときに帰っておいでと言われる。同窓会ねぇ、中学入学の時転校した私は、小学校の同窓会に出ても誰も覚えていないだろうなと思う。時の過ぎゆくままにこの身は変わり〜ですわ。


■2011年8月15日(月)「新幹線は後の楽しみに」

車に乗せてもらっての帰省だったので、片道は新幹線もいいかなと思ったりした。でももう少しゆったりとした時のほうが絶対いいはずだ。で、帰りも車になったのだが、思ったより混んでなかった。数年前にお盆で帰った時は、高速道が低速道で、サービスエリアに停車するのも行列していた。今回もそうだろうと、水やお茶を凍らせ、チビたちの食べ物もたくさん用意していたが、拍子抜けするほどだった。明日が一番混むのかもしれない。


■2011年8月20日(土)「猛暑も一休み」

今日は少し雨も降り、昨日までの暑さがどこかへ行ってしまったような一日だった。このまま涼しくなるとは思えないが、猛暑日は少なくなって欲しいものだ。
JTBのツアーの新聞広告で「トワイライトエクスプレスで宮島・錦帯橋二日間」というのを見た。いつも北海道に向けて走っているトワイライトエクスプレスが山陽路を走るのかとびっくりした。新大阪を朝出発、新神戸〜広島と行程が書いてあったが、新神戸は新幹線の駅だ。山陽本線ではないのかな。車中泊で帰ってくるのは翌日の朝8時ごろ、三ノ宮到着らしい。乗れなくても見に行けそうだ。


■2011年8月28日(日)「たつの散策」

8月最後の日曜日、友人とたつの市へJRで出かけた。姫路から姫新(きしん)線に乗り換えて本竜野(ほんたつの)駅で降りる。改札出口は1か所で駅員さんが立って切符を回収されていた。乗る時はスマートイコカで乗っているから、駅員さんにそういうと「イコカを貸してください」と。機械で運賃を引いて返してくれた。帰る時は切符を買ってくださいとのこと。ここから乗って降りる駅でカードから支払えないかと聞いたら、どこから乗ったかカードに表示できないらしい。全駅自動改札はまだまだ先かもしれないが、駅員さんがスタンプやはさみを入れてくれる切符もいいものだ。

駅からまっすぐ揖保川のほうに向かい畳堤を見て、うすくち龍野醤油資料館、龍野城跡、武家屋敷周辺を歩いた。友人の持っていた歩数計のメモリーは1万をちょっときっている。家に帰り着くまでには1万超えになるだろう。もう少し涼しくなったらたくさん歩けるかも。


■2011年9月1日(木)「またも悪夢の台風となるか」

友人から18きっぷ2枚譲ってもらい、明日からおわらへ行く予定だが、なんということか台風が近づいている。2009年の鉄道の日記念切符で飯田線や篠ノ井線に乗る計画が、台風でやむなくキャンセルしてしまい、がっかりした。これは次の春の18きっぷで行くことができ良かったけれど、おわらは9月3日までだからね、キャンセルしたら来年まで行けない。 大阪から乗る夜行バスが運行できるのか聞こうと思ったら、電話問い合わせは18時までだった。北陸自動車道は大丈夫かな。ま、用意だけはしておかなくては。


■2011年9月2日(金)「今頃はどこを走る?」

日ごろの行いがよっぽど悪いと空の神様に思われてるのだろう、朝から強い風が吹いている。雨も降ったりやんだりだ。四国上陸かもしれないとのニュースをみて、北陸方面にバスが出るかどうか問い合わせてみたが電話はずっと話し中になっている。高速バスのネットで運行の状況がわかるのだけれど、キャンセルの画面はどこにもない。電話をかけ続けてやっと16時ごろつながった。ちょうど兵庫県阪神地域に暴風波浪警報が出たようで、大阪まで行けないかもしれないのだ。
JRバスの担当の方は、「ネットで運行情報を見てください。今のところ富山行きは運休になっていません。キャンセルは電話ではお受けしませんので、バスの発車時間までに窓口においでください。そこで払い戻しをします」などと言われる。発車時間の22時20分までといっても、それまでに運休になったらわざわざ窓口にいくこともないし。がんばって大阪まで行ってバスに乗ったとしても、明日雨ならおわらの町流しはないだろう。どうしようかなとずっとネットを見ていた。関東、東海、南紀白浜、四国、山陽、山陰行きは全部運休になっている。北陸は運行のようだけど、もしかして途中で通行止めになるかもしれない。いろいろ考えてやめることにした。富山の宿泊する予定のホテルにもキャンセルの電話をした。
今日は早めに行って、新しい大阪駅の中を歩いてみたかったし、3列シートの夜行バスにも乗ってみたかった。時計を見ながら今頃バスに乗ってたかも…って言ってたら「全然あきらめてへんなあ、しつこいわ」と家族に言われた。書いてるうちに3日になろうとしている。今頃は京都を過ぎたころかなあ。


■2011年9月9日(金)「思い込み」

明日はいよいよトワイライトエクスプレスが神戸を通ると楽しみにしていた。新聞の広告では新神戸となっていたので、先日神戸駅で駅員さんに聞いたのだが、トワイライトが通ることはあまりご存じではなかった。トワイライトは在来線の列車なので新幹線の線路は通りませんがとも。
今日やはり旅行会社に聞こうと電話をかけようとしたとき、メールで用事が入り明日行けなくなった。日曜日にまた戻ってくるからその時でもいいかと思っていた。広告を見ていた家族が「トワイライトは下関〜大阪までで明日の夜向こうを出発や」と言うのだ。え、まさかそんなことはないやろとよくよく広告を見た。まさにおっしゃるとおりでしたわ。神戸を通るのは日曜日だけだった。電話で問い合わせをしなくて良かった。

新聞広告 新聞広告
新聞広告です

■2011年9月11日(日)「待てど暮らせど」

日曜日が来た。三ノ宮を8時着と書いてあるがお客さんが降りるのだろうか、臨時列車だからどうかなと思いながら、7時45分ごろにはホームに上がることができた。案内板には何も書いてないから通過するだけかな。しかしいつものカメラを持った人たちが一人もいないのだ。あらら、また失敗したのかしらん。で、それから8時半まで待ったが現れず。日曜日とはいえ、ひっきりなしに電車が通っている。新快速、快速、普通車が停車しては人が乗り降りしてホームはいっぱいだ。これで臨時列車でも停まろうものなら大変だわ。駅のアナウンスもないしね。 あきらめて改札口まで降りて行って駅員さんに聞いてみた。「トワイライトですか?いえ、聞いてないですねぇ」だって。切り抜いた新聞持ってくればよかったなあ。せっかく来たのだからと、三ノ宮駅前で市バスなどを撮った。

後でツアーの旅行会社に電話してみた。確かにこの旅行は行われたようで大阪に帰ってきていますとのこと。時間が早くなったとか聞いていませんかとたずねてみたが、この問い合わせ担当の職員さんはさあと言うばかり。どこに聞いたらいいのだろう。


■2011年9月14日(水)「7転び8起き」

「新ウィンドウズ 来年発売」の新聞記事を見た。基本ソフトはウィンドウズ8だ。多機能端末の特徴を取り入れ、原則的に画面を手で触れて操作する方式に刷新するとのこと。アップル社のアイパッドが急速に普及し、グーグルも追いかけ、MSが圧倒的なOSシェアのパソコン市場を脅かしているそうだ。MSもいよいよタッチ機能を強化して対抗ですねぇ。
新OSでは文字入力が必要な時には、画面下に仮想キーボードが現れるんだって。もちろん従来のマウスやキーボードも操作可能とか。「XP」とかなりちがっている「7」にもやっと慣れ始めたところなのに、もう8(エイトというのかな)の話が出ている。


■2011年9月15日(木)「邦題は『赤と黒』」

久しぶりの韓国ドラマを見た。NHKBSプレミアムで17話分、連続放送で今日が最終回だった。原題「悪い男」が邦題では「赤と黒」。復讐劇と言ってしまえばそれまでだけど、復讐だけではない主人公の家族への思いがあふれていて、放送(10時〜12時)が待ち遠しかった。
ドラマは日韓共同製作で、日本でも撮影が行われたそうだ。下呂温泉も出てきて懐かしい気持ちになった。本来ならば20話あるところを、主人公を演じた俳優(キム・ナムギル)さんが兵役で入隊のため短くなり、最後の16、17話はあまり出ていなかった。日本では考えられないことだ。
友人が1話ビデオ録画を失敗したので録画していない?と聞かれたが全然とっていなかった。最終回でも録画しておこうと考えて気がついた。今持っているレコーダーでは録画できないのだ。デジタル用のレコーダーのことはすっかり忘れていた。

10月から今度は吹き替えで放送が始まる。ネットのいろんな掲示板をさがして読むと、ドラマの終わり方が賛否両論で盛り上がっている。ノーカットの字幕で再放送を希望しますというのがとても多かった。 兵役から帰ってきたら、最後の2話分撮り直してほしいと言う書き込みもあったが、それは無理だろう。


古い日記へ時々の日記へ
HOMEへ