六条八幡神社

六条八幡神社(ろくじょうはちまんじんじゃ) 神戸市北区山田町

六条八幡神社は平安時代末に創建され、旧山田村13箇村の総鎮守たる神社とのこと。三重塔は室町時代に建立された重要文化財です。

■2009年1月

六条八幡神社があるあたりは、「太陽と緑の道」というハイキングコースになっています。いつまでも歩いていたいようなのどかな風景が続いていますが今は1月、着ぶくれて歩くのも・・と思い、公共交通機関を利用しました。
神戸電鉄箕谷(みのたに)駅から市バス「衝原(つくはら)」行きに乗り「山田小学校前」で降りたら、川の向こうに鳥居が見えます。バス停から歩いて5〜6分くらいです。



六条八幡神社三重塔

六条八幡神社三重塔(重要文化財)
建立:1466年(室町時代) 


六条八幡神社三重塔

「八幡神社三重塔」
〜この塔は、500年前の文正元年(1466年)神社の世話役であり、地方の有力者であった鷲尾綱貞によって建てられたものです。
緑の木々を背景に、やわらかな桧皮葺(ひわだぶき)と上層を区切る細縁の手すりなど優美な姿を見せています。軒先の強い反りや、上層になる程小さくなる形に時代の特長が見られます。
仏教建築である塔が神社にあるのは、神仏は一体であるとの考えのあらわれですが、明治以降は区別され、神社にあった塔の多くは姿を消しました。今全国で18、県下で3ヶ所残ってますが、その一つがこれです。神戸市教育委員会 〜 案内掲示板より



六条八幡神社三重塔 六条八幡神社三重塔 六条八幡神社三重塔 六条八幡神社三重塔
三重塔 三重塔 三重塔下層部 三重塔の屋根

六条八幡神社鳥居 六条八幡神社本殿 六条八幡神社狛犬 六条八幡神社狛犬
六条八幡神社鳥居 神社本殿 神社狛犬 神社狛犬

狛犬の写真を撮っていてわかりましたが、これも阿吽(あうん)の形をとっているんですね。寺院の山門の仁王もそうですが、神社の狛犬、向拝(こうはい)ー建物の前面に屋根を突き出した部分ーの左右の柱頭にある獅子もそうらしいです。向かって右が口を開き、左は口を閉じています。物事の始まりと終わりを表わすとか。



三重塔へ塔・寺院へ
HOMEへ