浄瑠璃寺

浄瑠璃寺(じょうるりじ)京都府木津川市加茂町

■2007年11月

岩船寺(がんせんじ)から石仏を見ながら山道を歩いて(ほとんど下り)浄瑠璃寺に着きました。こちらの方も店や食事処が並び、賑わいがあります。JR奈良駅からバスも出ているので直接浄瑠璃寺を見たいときはバスにした方が早いと思います。浄瑠璃寺前まで約28分ほどです。


三重塔

浄瑠璃寺三重塔
建立:平安時代


三重塔初層

塔内には、薬師如来が安置されているそうです。
岩船寺の朱色の塔に比べ、こちらはちょっと渋めの赤色です。




三重塔 三重塔

浄瑠璃寺は関西花の寺二十五霊場16番、真言律宗の寺院。
1047年(平安時代)、創立者は義明上人といわれています。




池 池

本堂と池
本堂は1107年の建立になります。
庭園は極楽浄土を現し、宝池を中心に西に本堂・九体阿弥陀仏
東に三重塔・薬師如来を祀るという当初のままの形を残しています。
庭園散策は無料。




本堂

本堂(国宝)

浄瑠璃寺は九体寺(くたいじ)の通称があり
本堂には木造阿弥陀如来坐像9体が横一列に安置されています。
当時京都を中心に多数建立された九体阿弥陀堂の唯一の遺構とのこと。




帰りはバスでJR加茂駅まで戻り、大阪まで乗ることにしました。奈良駅までバスに乗るより、加茂駅の方が座って帰れそうだったので。
その加茂駅のホームで一人電車を待っていた女性から電車のことを聞かれ、何となく話し始めたのですが、その人は近頃こちらの方へ引越してきて、近くのお寺で国宝開扉があると聞いて今日見に来たそうです。変わった名前の所でしたなどと言われ、聞くとなんと海住山寺(かいじゅうせんじ)でした。

前に海住山寺への行き方を調べた時、この加茂駅からだとかなり時間がかかるはず。「歩いたのですか」と聞くと、「いえ、タクシーにしました」と。さすがにいくらかかったかなんて聞けませんでした。



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