北条鉄道

■2008年6月

今年の1月に三木鉄道に乗った時、北条鉄道のことを知った。そのときは時間的に余裕がなく乗れずに帰ってきたが、いつか乗ってみたいと思っていた。6月の土曜日、雨も小休止で晴れてきそうな空模様なので行くことにした。
 西鈴蘭台駅から神戸電鉄粟生(あお)駅行きに乗るのだけれど、粟生まで行く電車は30分に一本、改札口に入った時に出て行ってしまった。ちゃんと時刻表を調べてくればよかったなと思う。46分ほどで粟生駅に着いた。

粟生(あお)駅

JR粟生駅

粟生駅(JRの管轄駅)
JR、神戸電鉄、北条鉄道の共同使用駅になっている。
北条町行(下り)は1時間に一本、時間があるので駅から出てみた。
タクシーが一台止まっていたが、通りを歩く人はだれもいなかった。




粟生駅名標 新開地行き神鉄電車 加古川行きJR
粟生駅名標 神鉄電車
(新開地行き)
JRラッピング電車
(加古川行き)

JR加古川線と北条鉄道のホームは隣りあわせだ。
北条鉄道を待っていたら、横を黒っぽい電車が走ってる。
えっ、今の何だろうと目で追ったが、行ってしまった。
あとで駅においてあったチラシをみてわかった。
JR加古川線ラッピング電車とのこと。横尾忠則氏のデザインらしい。
これは帰りにまた見ることができた。

北条鉄道(ほうじょうてつどう)

北条鉄道は小野市の粟生駅から加西市の北条町駅までの第3セクターの鉄道路線だ。13.6Kmを22分で走る。列車はディーゼルカー、ワンマンカーで終点までは400円、おばさんが乗ったときは一両編成だった。

運賃表 北条鉄道列車 北条鉄道ホーム 北条鉄道列車 北条鉄道列車の中
運賃表 粟生駅に入ってくる列車 北条鉄道ホーム 北条鉄道列車 列車内

粟生駅を出発 北条町駅
粟生駅を出発する列車 北条町駅

北条町駅で、今年の3月で退会したサークルの先輩に会った。お互いびっくりだ。先輩のご主人が退職され故郷の加西市に帰られたのだが、まさか駅のホームで会えるとは。連絡してくれれば、加西を案内するのにと言ってくれ、おばさんが降りた列車に乗るためあわただしく別れた。

さて、駅を出たもののどちらに行けばいいのかさっぱりわからない。北条鉄道沿線にはこんなものがありますよとネットで見ていた酒見寺、石仏などが見られたらいいなと思っていたが、方向がね。ちなみに駅員さんに地図はないかと聞いてみた。
 「ここは駅ですから地図はありませんが(確かにそうだ)、駅前のコープのそばに観光案内所がありますのでそこで聞いてみたらどうですか。でも今日は土曜日だからあいてるかどうかわかりませんが」と親切に教えてくれた。休みだったらどうしようと思いつつ行ってみたらちゃんとあいてました。
 地図やパンフレットをいただき、道順を聞いたら案内所から外に出て方向を示してもらった。酒見寺まで歩いて15分ほどらしい。すぐ北に五百羅漢もあるとのことだ。

酒見寺(さがみでら)

酒見寺は真言宗の寺院で、行基菩薩の開創と伝えられているが、度々の兵火に会い、天正年間には焼け落ちてしまったそうだ。今の伽藍が再興されたのは江戸時代とのこと。

酒見寺楼門 楼門と本堂 本堂
酒見寺楼門 楼門と本堂 本堂

酒見寺の本尊は十一面観世音菩薩で、脇士は多聞天と持国天とのこと。
靴をぬいであがってのぞいたが、扉がしまっていて中は見えなかった。


多宝塔 多宝塔下層部 多宝塔
多宝塔 多宝塔下層部 多宝塔

酒見寺の多宝塔は国指定の重要文化財になっている。
創建は寛文2年(1662年)、塔内には大日如来が安置されているそうだ。
全体に装飾文様を極彩色で描いているが、曇り空でどうしてもうまく撮れなかった。
こういう時にカメラの設定を上手に変えていけばいいのだろうね。

石仏「五百羅漢(ごひゃくらかん)」

酒見寺から石仏のある羅漢寺は5〜6分の所なのだが、すれ違う人と、また小学校に少年野球を見に来ていたお母さん方とに、2回道を聞く。すぐそこですよと言われて見ると、小学校の裏の空き地の横に大きな字で看板が書いてあった。
 入場料200円、毎日午前9時から午後5時まで見ることができる。
 五百羅漢・・・「いつ、誰が、何のために」作ったかわからない四百余数の石仏たちが境内いっぱいに並んでいた。

羅漢寺 入口の石仏
羅漢寺 入口の石仏

らかん らかん らかん
羅漢 羅漢 羅漢

らかん らかん らかん
羅漢 羅漢 羅漢

らかん らかん らかん
羅漢 羅漢 羅漢

帰りの時間をみながらだったので、あまりゆっくりまわれなかったが、駅の方までもどって観光案内所に寄りお礼を言う。お土産に北条小学校5年生の生徒達が描いた五百らかんの絵葉書セットを買った。ほんとに5年生?というほどにやさしく、味わいがありほのぼのとしてくる。


HOMEへ 小さな旅トップへ