18きっぷで信州へ

■2010年3月28日

昨年は台風で乗るのをあきらめた飯田線や篠ノ井線、この春の18きっぷで行くことにした。帰りは中央本線の計画だったので2泊3日でないとまわれない。
27日出発にして飯田市に1泊するつもりにしていたが、26日から28日まで7年に一度の「お練りまつり」があるからかなかなか適当な宿泊施設が取れなかった。それで出発を1日ずらして最初の宿泊を伊那市にしたら適当なところが見つかり、やっと出かけられるようになった。

宿泊したのはビジネスホテルで朝食付き1泊5000円。お風呂とトイレが別々なのが良かった。ホテルでは珍しいと思う。

飯田線(いいだせん)
飯田線は愛知県の豊橋から長野県の辰野まで195.7Km、94駅ある。
豊橋〜上諏訪間を乗り換えなしで走る列車が下りに1本、上りに2本運行しており、 豊橋〜辰野間は6時間半という長さだ。
この直通には時間的にあわず、途中で乗り換えが必要な列車に乗った。
天竜峡行き列車 飯田線ホーム車止め
豊橋駅
ホームに入る天竜峡行き列車
豊橋駅飯田線ホーム車止め

豊橋発天竜峡行きが13時43分、ボックスシートに二人並んですわっていたら前におばさまたちがすわられた。
地元の人たちで沿線のこともいろいろ話してくれ、お菓子などいただく。
窓の外に流れている川が水もきれいで浅瀬が続いていると思っていたら
川床の流紋岩などが板を敷いたように見えるから、板敷川(いたじきがわ)と教えてくれた。
列車の中から写真を撮ってみたが、ぶれたり中の人影が写ったりでだめだった。

浦川駅 浦川駅(静岡県)

浜松市天竜区佐久間の地で没した
江戸の歌舞伎役者尾上栄三郎を偲んで
毎年浦川地区で歌舞伎が上演されているそうだ。
役者から裏方まで素人、小学生も出るとのこと。
(これもおばさまたちが教えてくれた)

S字鉄橋 飯田線最長橋梁「S字鉄橋」(静岡県)

城西(しろにし)−向市場(むかいちば)間にある
第6水窪川(みさくぼがわ)橋梁。
水窪川は天竜川の支流で一級河川になっている。


為栗駅 天竜峡駅ホーム
為栗(してぐり)駅(長野県)
天竜川にかかる吊り橋が見える
秘境の駅、列車の中から撮る
乗ってきた列車(天竜峡駅)
ここで岡谷行きに乗り換える


天竜峡で乗り換えたのが17時過ぎ、だんだん外が暗くなってきて
車窓に見えるはずの中央アルプス、南アルプスが見えない。
伊那市に着くのが19時14分の予定だったが
なんと乗り越して次の伊那北まで行ってしまったのだ。
仕方なくタクシーでホテルまで行くことに。
朝8時31分に神戸を出発して、19時25分ホテル着。
神戸〜伊那市片道7670円のところを2300円で乗れたことになる。

■2010年3月29日 JRきっぷ

朝起きたら雪が舞っていた。空も曇っている。晴れていたら飯田線を少し戻ってアルプスの山並みを見ようと話していたが、この天気では見ることもできないだろうと松本に向けて早めに出発することにした。
伊那市発8時20分の長野行きに乗り、9時34分松本に着く。運賃950円。



車窓の雪景色 中央本線岡谷のあたりになると車窓に雪景色が広がっている。
北の方にあがってきたせいだろうかと言いながらみとれていたが
松本は少し曇っている程度で雪は消えていた。


松本駅
特急あずさ 行き先表示 マーク
特急「あずさ」
行き先表示 列車側面のマーク


「ワイドビューしなの」と「あずさ」 「ワイドビューしなの」の先頭
「ワイドビューしなの」
隣は特急「あずさ」
「ワイドビューしなの」の先頭


特急「スーパーあずさ」 行き先表示
特急「スーパーあずさ」
新宿発松本行が到着したところ
行き先表示


松本城
松本城は日本に4つある国宝の城の一つで長野県松本市にある。
戦国時代に造られた深志城(ふかしじょう)が始まりだそうだ。
別名、烏城(からすじょう)と呼ばれているのは、壁が黒塗りだからとのこと。
お城まで駅から歩いて15分ほどだった。観覧料600円。
松本城
松本城

松本城 松本城
サクラと松本城
(友人撮影)
松本城


松本城 松本城天守、高さ29.4m


篠ノ井線(しののいせん)
篠ノ井線は中央本線と信越本線を結ぶ路線で、塩尻から篠ノ井まで66.7km、15駅ある。
列車は篠ノ井終点はなく、信越本線の長野まで直通運転されている。
JRきっぷ

松本発12時10分の列車に乗り、長野は13時29分に着く。
お昼はおやきを買って列車の中で食べた。運賃1110円。

タンクローリー車 篠ノ井線にて

途中ですれ違ったタンクローリー貨物列車に驚き
列車の後ろの方にいたのであわててガラス越しに撮ってみた。
車掌さんが笑っていたけど。
後ろの運転席に女性運転士さんがすわっているのは
なぜ?と思ったがこれはすぐあとでわかる。


姨捨駅 善光寺平
姨捨(おばすて)駅
善光寺平(ぜんこうじだいら)


列車から見えた雪の屋根 田毎の月
列車から見えた雪の屋根 田毎(たごと)の月
棚田ごとに月が映るという

姨捨駅のホームから見える善光寺平(長野盆地の旧称)は日本三大車窓風景のひとつらしい。
盆地の真ん中ををゆったりと流れている川は千曲(ちくま)川だ。
白い雪もいいが、新緑の季節もいいだろうなと思う。
なぜ運転士さんが後ろで乗務していたか・・・スイッチバックのせいだ。
峠の勾配の途中駅のため、駅に入るとすぐ逆走が始まった。
運転士さんが前から後ろに走らなくてもいいように待機していたのだ。
次に来る時は途中下車して、スイッチバックを見てみたい。


長野駅 長野駅
長野に着いた列車
長野駅構内


善光寺(ぜんこうじ)
1707年に再建された現在の善光寺本堂は国宝に指定されている。
長野駅構内の案内所で聞くと、歩けば40分ほどかかるとのこと。
バスが出てるのでそれで行かれた方がと教えてくれた。
友人はバス停前にある派出所で聞いてきた。
市内巡回バスもあるそうだ。
普通バスも巡回バスも運賃100円はうれしい。
善光寺
善光寺本堂

善光寺参道 仁王門 仲見世通りと山門
善光寺参道の看板(駅前) 仁王門 仁王門から山門まで続く
仲見世通り


本堂 本堂 本堂から見た山門
本堂 本堂 本堂から見た山門
雪が降っている


長野駅に着いた頃からわかってはいたのだけれど、 カメラの電池残量が赤マークでいつ切れるかわからない状態だった。
昨日最初の写真を撮ったときに電池空のマークが出た。 すぐ予備の電池を入れたけど充電器は持ってきていない。
昨日かなりの枚数撮ったので今日切れたらどうしようかと 思いながら撮っていた。大失敗だ。
それにしてもこの寒さはどうだろう。 友人は平気な顔をしているので、バス停で待ってる人に聞いた。
「今日は寒いですよね」「はい、急に寒くなりましたよ」
ああ、やっぱり地元の人も寒いんだ。 歩く気満々の友人にそれだけはご勘弁をと、100円バスに乗って駅まで行った。
信州では蕎麦だねと駅ビルの中のお蕎麦屋さんに入る。お店の人に一応聞いてみた。
「今日は寒いですよね」「こんな雪は久しぶりです」
温かいそば定食がおいしかった。


■2010年3月30日

ホテルの窓から見えた山

昨日は伊那のビジネスホテル、長野の宿泊は駅前のハイクラスホテルにした。
ネットの早期予約特別割引で52%引きの4750円。
のどが渇いて何か飲みたいと思ったが自販機がないので、近くのコンビニに買いに行った。たばこの自販機はあったのに。
朝の支払いの時に冷蔵庫使われましたかと聞かれて気がつく。開けてみなかったが冷蔵庫に飲み物類が入っていたんだと。
朝窓から見えたのは真白の世界だった。はるか遠くの山が窓から見える。
これは友人のカメラで撮らせてもらった。




中央本線
中央本線は東京(神田)を始発駅として本州内陸部を経由、名古屋に至る幹線だ。
直通の列車はなく、東京〜塩尻間が「中央東(ちゅうおうとう)線」、塩尻〜名古屋間が「中央西(ちゅうおうさい)線」。
3日目は18きっぷを使った。長野〜神戸まで普通に買えば片道7350円だ。
行く前にネットで調べていたのは長野発8時22分、神戸着18時9分着、乗り換え5回の経路だった。
乗り換え時間が3分のところがあり、おばさんたちが走ってころんで迷惑掛けてもねともうひとつ遅い時間も考えておいた。

山菜釜めし 山菜釜めし
松本駅で買った山菜釜めし
列車内で食べた朝昼兼用の駅弁だ
デジカメ使えず携帯のカメラで撮る

奈良井駅
中央本線奈良井駅
昔の中山道の宿場の面影を残している
これも携帯のカメラで列車の中から撮る

車窓から見える山
中津川までの車窓から見える山(友人撮影)
北アルプスよと勝手に話していたけど笑われていたかも

3分しかなかった名古屋駅での乗り換えを次の列車にして、大垣も後の列車にした。
ところが次の米原で乗り換える新快速が、同じホームの隣の線に停まっていてすぐ乗ることができた。
おかげで最初の経路どおりの時間で神戸まで帰りつく。
時期的に無理かなと思っていた座席は、行きにこそ少し立ったが帰りは全線座ることができた。



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