当尾(とうの)石仏めぐり

■2007年11月

晴天の一日、ハイキング同好会の4人で京都府木津川市加茂町にある石仏を見に行こうと出かけた。JRの「関西おでかけパス」2000円の切符を会長が買っておいてくれた。利用日の3日前までに買わないといけないようだ。自由周遊区間内を1日何度でも乗り降りできるのでかなり安くなる。ただ土・休日のみだけど。新快速で大阪まで行き、大和路快速に乗り換え、JR加茂駅で降りる。

石仏は岩船寺から浄瑠璃寺までの間の山道に散在している。 岩船寺まではバスに乗った。駅の広場にいた地元の人らしきおじさまに聞いたところ、絶対バスにしなさいと。本数は少ないのだが、ちょうどバスも来る時間だったのでよかった。15分ほどのバスの旅、歩けば2時間ほどかかったのではないだろうか。

店 無人店
無人店

山道にも車道にも店が並び、新鮮な野菜や花、柿などがビニール袋ごとつられていた。
無人の店もあり、ほとんど100円でお金を入れる箱も用意してあった。

■石仏

岩船寺を出て西向きに進むと、小さな標識に「石仏は下の道へ・・」と書いてあった。細い地道だが住宅も並び、お団子も売っている。友人は家族のお土産にと買っていた。住宅がなくなり、だんだん細い山道になっていく。落ち葉を踏むとサクサクといい音がして気持ちよかった。みな自分が晴れ女だと言い合って日ごろの行いの良さを再確認したよね。

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三体地蔵 眠り仏 わらい仏 首切地蔵
三体地蔵 眠り仏 わらい仏 首切地蔵

眠り仏(地蔵石仏)
この石仏は、長い間土の中で休んでおられます。それで、いつの間にか、「眠り仏」の名がつきました。
やすらかにお休みください。ー加茂町観光協会(看板の説明より)
わらい仏
当尾の石仏の中でも最も知られた阿弥陀三尊像です。
蓮台を捧げた観音、合掌した勢至の両菩薩を従えた浄土への来迎を示すお姿の阿弥陀如来です。ー加茂町観光協会(看板の説明より)
首切地蔵
首のくびれが深くきれてみえるためともまた、処刑場にあったからともいわれています。ー加茂町観光協会(看板の説明より)
不動明王立像 地蔵菩薩立像 阿弥陀如来坐像
不動明王立像 地蔵菩薩立像 阿弥陀如来坐像


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