武田尾廃線跡ハイキング

■2009年9月

JR福知山線は兵庫県の尼崎駅から京都府の福知山駅までの鉄道路線だ。複線電化の要求が高まってきたが、生瀬〜道場間は武庫川の渓谷に沿って線路が敷かれていたため、線路を増やすことは難しかったようだ。それで新たに別の線路がつくられ、昭和61年新線に切り替えられた。この廃止された線路の生瀬(なまぜ)〜武田尾(たけだお)間が、いつのまにかハイキングコースになっている。JRは勝手に私有地に入ってくるハイカーに「危険」の看板を立てているが、皆さん大丈夫とばかりに歩いているのだ。こんなに人気があるのだから、ちょこっと整備などしてもらえるとうれしいですが。
神戸から生瀬まではJRで行けば820円。阪急なら宝塚まで330円(チケット屋さんで購入)、宝塚からJRに乗って生瀬まで140円だからずいぶん安くなる。

JR生瀬駅(西宮市)で降りて、ここから武田尾に向かって歩くことにした。

駅票 生瀬駅ホームの電車
駅票 生瀬駅ホームの新三田行き電車

国道の横を歩く 中国道の下をくぐって 稲干し
国道176号線の横を歩く 上に通っているのは中国道か 稲干しを見ながら

工事中看板 見張り台?
工事中看板 昔の見張り台かな

歩行禁止の看板 橋梁番号? 武庫川渓谷(生瀬方面を振り返る)
「橋りょう上歩行禁止」の看板 橋梁番号だろうか 武庫川渓谷(生瀬方面を振り返る)

北山第一トンネル入口 北山第一トンネル出口
北山第一トンネル(生瀬側) 北山第一トンネル出口
(武田尾に向かって進む)

北山第二トンネル入口 北山第二トンネルの中 北山第二トンネル出口側
北山第二トンネル入口 北山第二トンネルの中 北山第二トンネル出口側

北山第二トンネルはこれらのトンネルの中で最も長く473Mほどだ。
真っ暗で懐中電灯がないと歩けない。
途中で何も灯りを持たない二人連れとすれ違う。
こちらの電灯に浮かびあがってびっくりした。
壁を伝って歩いているとのこと。がんばりますねえ。

落ちていたクリ 小さな橋梁
落ちていたクリ 小さな橋梁

横溝尾トンネルの中から 赤い武庫川第二橋梁 次の横溝尾トンネルを抜けるとが赤いものが見えてきた。
武庫川第二橋梁だ。
出口付近に座っている人影がある。
近づくとスケッチをされていた。


 第二橋梁 枕木
第二橋梁(通行禁止)
そばの通路を渡る
朽ちた枕木

 道の脇に積まれている枕木 長尾山第一トンネル" 長尾山第一トンネル出口
道の脇に積まれている枕木 長尾山第一トンネル 長尾山第一トンネル出口

 枕木の残る道 長尾山第三トンネル" 武田尾に向かって
枕木の残る道 長尾山第三トンネル
トンネルを出て武田尾側から撮る
武庫川を左に見て歩く
もうすぐ武田尾に着く

 高架 ハイキング道終点
高架 ハイキング道終点

駅票 武田尾駅ホーム(トンネルの中)
駅票 武田尾駅ホーム(トンネルの中にある)

武田尾駅 大阪方面行電車
武田尾駅(宝塚市) 大阪方面行電車

武田尾〜道場(どうじょう)間は人が踏み込めないほど草や木が生い茂り
自然に還りつつあるという。
歩いてきた生瀬〜武田尾の間もいつかそうなるのだろうか。


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